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動画編集の流れを徹底解説!素人とプロの違いは?!
どうもらくです!
前回はYouTubeに動画投稿する為に必要なモノを話していったのですが
今回は動画編集の流れについて話していきます!
動画投稿するとなると編集作業は避けては通れません。
そんな編集は一体どのように行われているのか、プロとして企業や個人の動画編集を500件以上担当している私が徹底的に解説していきます!
編集アプリの話をしてしまうとそれだけで1記事書けてしまうのであまり詳しく書かないですが、少し触れておくなら動画編集を趣味の範囲内で終わらせるのであればどんなアプリでもいいのですが
「動画投稿を本気で取り組みたい」「動画編集を副業にしたい」
ということであればadobeの『Premiere pro』がオススメです。
それではいってみましょう!
動画編集の流れ
0.素材作成
編集作業に入る前に、編集する際に必要になる素材を用意します。
見出しテロップ/テロップデザイン/OPED/アイキャッチ/その他素材
見出しテロップ
テロップデザイン
OP/ED
アイキャッチ
これらは最初は無くてもいいのですが、動画のクオリティを上げようと思ったら必要になります。
本格的にYouTubeをやりたい場合は、これらを用意してから動画投稿を始めます。(素材の制作はプロにお願いするのがオススメ)
1.音声加工
編集といえばカットというイメージがあると思いますが、最初にやるのはカットではありません。
まずは音声を全体的に整えて聞きやすくします。
雑音を消去したり音割れを和らげたりします。
例えば、外で撮影した時って風の音が入ってしまうと思うんですけど、その音もある程度のレベルまで和らげられるんです!
前回の記事でも音は動画を構成する大きな要素なのでかなり重要だよっていう話をしたんですけど、音声加工することで視聴者のストレスを減らすことができるという訳なんです。
2.色調補正
動画を見やすくするために明るくしたり、色を調整する作業を行います。
この作業をこだわることで、動画の雰囲気もガラッと変わります。
3.カット
編集作業といえばコレ!カット作業です!
撮影した動画をカットによって見やすく整える。
編集作業の中でも重要度がかなり高い工程です。
カットってみなさんからは単純作業に見えてるかもしれませんが、考えることも多くてなかなか奥が深いんです。(笑)
雑にカットをしてしまうと、仕上がりもガタガタになりますし。
丁寧にカットすると、カットしてるのにもかかわらず違和感なく動画を整えられます。
4.テロップ
編集作業の中で最も時間のかかるテロップ入れ。
最近では自動で音声を識別してテロップを自動である程度入れてくれるソフトもでてきましたが、誤字が多いので誤字を直していたら結局0からテロップ入れるより時間がかかってしまうという罠があります。(笑)
どこのテロップを強調するのか、どのようなアニメーションを入れるのかなどを考えながら文字起こししていきます。
5.見出し・場面転換・画像挿入
これまでの過程を終えると、最低限見やすい動画に仕上がってきてます。
更にここからこれらの素材を挿入することで、ワンランク上の動画に見せることができます。
ここができていない動画が意外と多いので、こういった所にもしっかり力を入れていくと◎です。
6.演出
テロップを動かしたり、集中線を加えたり、映像をアップにしたり白黒にしたり…のような演出を加えていきます。
最後の味付けみたいなものです。
ここでどれだけ味付けするかで、動画のジャンルがエンタメ寄りになるのかビジネス寄りになるのかなど変わってきます。
子供が好きそうな味付けにするにはたくさん調味料をかけて味を濃くしますし、高年齢の方が対象なら子供向けより薄味でも美味しく食べてくれるっていうイメージです。
まさに『編集とは料理』なんです。素材の味をいかに最大限引き出すかが編集者の腕の見せ所ですね!
7.BGM・SE追加
最後にBGMや効果音を加えて視覚的だけでなく、聴覚的にも変化を加えていきます。
BGMや効果音は見ている側はあまり意識していないかもしれませんが、こだわる人はかなりこだわって選んでいたりします。
これらも動画の雰囲気に大きくかかわるので、適当に選んじゃダメですよ!
8.修正
誤字脱字が無いか、音声の大きさが適切か、動画に無駄な部分は無いか、演出は適切か。
完成品を何回も見返してこれらのチェックを行います。
これで問題無ければ無事YouTube上で公開されます。
ということで編集の流れについて大まかに解説していきました。
工程を書き出すとこれだけではあるのですが、こだわればどこまでも出来てしまうのが編集の恐ろしい所。
ここまでで編集作業の流れがなんとなく理解できたと思うのですが
ここからは『編集に慣れていない素人と編集のプロのどこが違うのか』について解説していきます。
素人とプロのここが違う!!
動画編集はスポーツと一緒で同じ道具を使ってるはずなのに出来上がるもののクオリティは圧倒的に違います。
では具体的にどういったことが違うのか。大きく違う要素について解説していきます。
カット
素人の方は動画が全体にもっさりしていたり、テンポが良くてもカットとカットの間に『プツッ』って音がたくさん入っていたりします。
プロの人はそういった音だったりカットの切れ目の違和感を無くすのが上手です。
『カットの上手さ』とは何かというと、上手さで加点されていくのではなく、減点されないというイメージが近いです。
デザイン
ここは両者の違いががっつり出るポイントです。
配色やレイアウトなど素材の質など、デザイン能力が動画に大きく反映されます。
Before
みなさんもこういう動画見たことあるかと思います。
After
この2枚の画像で変えてる箇所は「見出し」「テロップ」「明るさ」の3か所のみなのですが雰囲気がガラッと変わりましたね。
本当の動画では他の要素も色々加わって動画のクオリティの差に繋がっていきます。
OP/ED
ある程度動画投稿になれてくるとOPやEDを作成したくなるものですが、OP/EDも映像のクオリティが素人とプロで圧倒的に差がでます。
OP/EDは一度作ってしまえばずっと使えるので、素直にプロにお願いして良い物を最初に作ってもらった方がいいです。
弊社でもOP/ED作成サービスを提供しているので、気軽にご相談ください!
音
プロは動画の音声の加工をして聞きやすくするのはもちろん、有料の質のいいBGMを揃えていたり音に対するこだわりがすごいです。
無料のBGMでも確かに良い物はあるんですけど、有料BGMは有料なだけあってワンランク上の高級感や、他の方の動画との被りづらさが魅力です。
ただ、動画のターゲットが子供向けだったり、エンタメ系の場合は逆に安っぽいBGMの方が良い場合もあります(ディスってるわけではないですよ!)
こういったようなこだわりが動画の随所に積み重ねられた結果、素人とプロの差が生まれるという訳です。
まとめ
今回の記事をまとめると
・動画編集ソフトは最初はなんでもOK、こだわるなら『Premiere pro』がオススメ
・編集にはいろんなこだわりがつまってます
・編集はプロに外注がオススメ
この記事に書いた編集工程を全部やらなきゃ動画を公開しちゃいけないっていう訳では決してないんですけど、これらの工程をしっかりやることでクオリティの高い動画を作ることができます。
ただ、こういった工程を0からマスターしていくのはかなり時間も労力もかかってしまうので、編集作業はプロに外注するのが非常にオススメです。
外注した場合『自分では出せないクオリティの動画になる』『時間の節約になる』『動画全体のアドバイスももらえる』のようなメリットがあります。
プロとの違いを体感したい方は下のボタンからぜひ一度連絡してみてください。
それでは次の記事でお会いしましょうばいばい!
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